大切な人を亡くしたときの悲しみは、大きく、深く。
自分自身だけでは、耐えることも、乗り越えることも、できません。
まさに、諸事多難(えらいこっちゃ)なことです。
そのときは、
大変お世話になっている方が舞台美術を担当されていた、
児童劇団の演劇を鑑賞することにより、救っていただきました。
亡くした友達と共に生きてゆこうとする内容に大号泣。
少し楽になったのを、記憶しております。
先々月、
いつもお世話になっている方のお誘いを受け、演劇鑑賞をする機会をいただきました。
劇団「無題」 第27回公演 「Happy!?」。
4作のオムニバス。
①「ハッピードール」
過酷な境遇の女性人形が最後にどうなるのだろう、と考えながら観ていました。
幸せになってはいけない気がするし、不幸になっては物語にならないような…。
照明が照らされて衝撃的な場面設定のラストシーンが目に入った瞬間、
涙があふれて、その後は声頼みの鑑賞。
おそらく、あの女性人形は満面の笑顔だったに違いない。
②「ハッピーケーキ」
ケーキ屋店員の話を全然聞こうとしない2人の人物。
かみ合わない会話は、こんなにもおもしろいものなのか。
ズレにズレまくった3人の思いが大団円に集約されてゆく妙。
③「ハッピーボンバー」
ツンデレ女性と純真無垢男性の2人だけで、場面転換もない構成のまま走り抜ける。
徐々にツンデレ女性に感情移入して、純真無垢男性にどんどん腹が立ってきました。
これもズレのおもしろさ。
④「ハッピーバースデー」
おバカな彼氏を守るためにヘロヘロになりながら奮闘する女性。
この人が一番がんばった!
この女性と観客である私たちだけが、すべてを知っているという情報の階層が心地いい。
感動。感動。大感動。
満足。満足。大満足。
18年ぶりの演劇鑑賞。最高でした。
吹かれ、流され、巻き込まれ
諸事多難(えらいこっちゃ)な日々重ね
胸に残りし、感謝の心
このたびは読んでいただき、ありがたし。ありがたし。



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